Page27.付箋の紹介~読書記録 31~34

この間に借りた本を何冊もはさんでるんだけど…

気づいたら書いてなかったですね(笑)、ブログに乗せたっけかなあ。。?

■草花たちの静かな誓い(宮本輝)

"読み終えて改めて良いタイトルだなーって。帯に遺産の話って書いてあるからどんなドロドロした話かと思ったら、まったり金持ち島ライフだった。そしてごはんがやたらと美味しそう。スープのみたい。"

■旅のつばくろ(沢木耕太郎)

"ほかの本にも繋がる色々が書かれていると、人生は続いている旅なのだなと思って嬉しくなる。今いるここも、無駄じゃないと思える。私もあんな風に沢山の出会いと旅をしたい。時折俗っぽかったり、素が垣間見える気がして好きになる。もっと好きになる本。"

■たそがれ清兵衛(藤沢周平)

"これだけ街のことを生き生きと描けるのは、その時代に生きてたんか?と疑いたくなる。言葉が分からなく、辞書が片手に必須だなと思うこともしばしば。だけど人を描くので親近感はあり面白く思う。主人公が強いので安心して読める。日本人好きそう。普段から、妻の役割とはとよく考えるけど、女の存在とはこんなに感激するものなのか、感激されてみたいところ。"

■流星ひとつ(沢木耕太郎)

"藤圭子が誰か知らないまま読み始め、それでもひとりの人として興味をひかれていく。普通の、まっすぐな人なんだなと思った。そして芸能界って大変なのねって。週刊誌がてきとうなことを並べ立てて人を傷つけてるのって、今はネットなんだろうな。個人でうわさしてるレベルのことを簡単に見られる。流星ひとつというタイトルはすばらしくはまっている。きれいに輝いていなくなる、なりたかったんだね。"